コンブチャとは紅茶キノコのこと!
健康のためのダイエットは世界中のセレブが行ったことで爆発的に広まりますが、近年の流行で需要が伸びているのがコンブチャです。
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コンブチャと聞くと日本人の感覚からすれば、日本を含むアジア地域で食べられている海藻類の昆布を乾燥させてお湯で煮出したものと考えます。
しかし実際のコンブチャは海藻の昆布と全く関係なく、その正体というのがアジア地域で取れる特殊なキノコを水に浸して養分を溶け出させた栄養液のことです。
実はヨーロッパやアメリカで人気となっているコンブチャですが、実は1980年代において日本でブームが起きていた飲み物なのです。
その時の名称はコンブチャではなく、水で抽出した時の色がまるでヨーロッパで飲まれている紅茶のような色をしていたことから紅茶キノコとして販売されていたものになります。
かつて日本でブームになっていたものがヨーロッパやアメリカで人気になるというのは不思議な縁があると感じますが、当時も同じ理由で健康のために飲まれていたのです。
しかし味や見た目の関係から嫌遠されることになった紅茶キノコですが、1980年代よりも進歩した機材によって紅茶キノコの中にあった栄養成分の内容が改めて高い効果がわかったことで再ブレークを果たすことになります。
期待できる効果は?
期待できるキノコ紅茶の効果とは、主に酢酸と酵素とビタミンそしてポリフェノールの4種類の効能です。
酢酸は酢酸菌が糖分やアルコールを分解してできた物質で、口に含んだ時に酸味として感じる味わいの正体です。
その酢酸ですが体内に入って肝臓に入ると最終的にクエン酸になるのですが、その最終的にクエン酸になるまでの過程でサイクルが起きると疲労物質が分解されることで体力の回復効果を体に与えます。
酵素は大腸にいる善玉菌の一種であり、胃酸を通過して大腸に入った酵素は所々にいる同じ生態を持つ酵素の一部となってとどまります。
留まった酵素は大腸の中で栄養を受け取りながら繁殖し、自身の出すガスを大腸内に巡らせて活動を促進するのです。活動を促進した大腸は食べ物の残りかすをすべて丸めて外に押し出す蠕動運動が活発になり、便として排出されると体の中の毒素が無くなり病気の抵抗力や脂肪燃焼効果を発揮します。
そしてビタミンというのは先に言ったクエン酸以外にも、ビタミンAやBが含まれています。
これらのビタミンというのは細胞を生まれ変わらせるのに役に立つ成分であり、細胞の若返りを促進して老化防止に役に立つのです。
そして最後のポリフェノールは、強い抗酸化作用を持っているのでがん予防や細胞の老化なども抑え込んでくれます。
コンブチャのメリットとデメリット
コンブチャのメリットは粉末タイプであれば毎日気軽に飲めること、そして実際に培養すると水につけておけば1ヶ月は毎日同じ品質のものを飲むことができることです。
そのため先に言ったコンブチャのメリットを十分に取り入れることができるため健康に過ごせます。
ただデメリットがあるとすれば、コンブチャはとても健康効果が高いため飲みすぎると副作用が強いことが挙げられます。
先に言ったとおりにコンブチャには酢酸と酵素そしてビタミンがあるため、全身の細胞が若返りを果たし毒素を多く取り除いてくれます。
そのため体にはよいはずなのですが、ただ体は急激な変化に対応ができないことが多く毒素を急速な速度で抜いてしまうと反動で疲労感が出たり吐き気や頭痛などに襲われることがあるのです。
その状態になった時には一時的なものであるため、一時コンブチャを飲む量を抑えて体が回復してから再び飲みだすとデメリットを無くすことができます。
そしてもう一つ注意したいのが培養することであり、自宅で温度や湿度の調整を間違えてしまうと雑菌が繁殖して腐ってしまいます。
腐ったコンブチャは大変危険な飲み物になってしまうため、培養する際には必ず知識を知ってから実践することできない場合には粉末を利用して飲むのが安全です。