距骨という骨を知っていますか
距骨は足首の前面にある骨で、足だけでなく全身に関わっているのが特徴です。
距骨のゆがみがいろいろな不調の原因になっていることがわかってきた、それが不調を遠ざける為のヒントです。
慢性的な不調は特に、この距骨に生じているゆがみが起点となっている可能性があります。
距骨は日常の動きに大きく影響し、ゆがみの原因になる、重要な鍵を握っている骨の一つです。
ゆがみといっても実感は湧きにくいものですが、整えてあげると調子も元に戻るので、そこで始めて問題に気がつけます。
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頭痛・肩こり・腰痛の悩みに距骨マッサージをするのが、不調を遠ざけて問題を解決するポイントです。
頭痛は肩や首のこりそれに腰から伝わりますが、原因は他にあることが少なくないので、一見関係がなさそうな部分もケアする必要があります。
日ごろからマッサージなどのケアが大事で、ゆがみを溜め込まないことが健康を守るのに役立ちます。
マッサージは入浴時や足の疲れを感じた時など、リラクゼーションタイムで行うのが理想的です。
体調不良を改善しよう、その為には骨の位置と役割を理解したり、具体的な方法を学んで活かすことが大切です。
肩をマッサージしてもこりが改善しない、原因不明の不調が慢性化している、そういった場合は距骨をケアしましょう。
セルフケアで改善と予防策
セルフケアなら簡単で、直ぐにでも悩みを改善したり予防にもなります。
かかとやくるぶしをおさえて足首をまわすのは、距骨ケアの基本で初心者にも最適です。
やり方は、両手の親指と人差し指でくるぶしを挟み、内外に3回程度まわしましょう。
これで距骨のゆがみが改善されますし、継続することで不調も改善していきます。
歩いて筋力をつけ歩き方を見直すと、ゆがみの原因が減って体調不良も緩和されます。
運動不足は足から影響がでますし、筋力が低下していると、筋肉の薄い距骨から先にゆがみが生じます。
筋力をつけて歩き方を見直すと、距骨の負担が減って調子が取り戻せる結果に繋がります。
距骨のゆがみを入浴中にほぐすのが、不調を遠ざける為の日常的なケアになります。
くるぶしをおさえるセルフケアを始めとして、かかとを掴んで内外に10回ずつまわす、これも入浴中に行える良い方法です。
足指を一本一本引き離すことも、距骨のゆがみを改善していく為の欠かせないセルフケアです。
足の親指側と小指側の水かきを両手の指でつまんだら、左右に5回ほど引っ張ってほぐします。
中指の左右も同様に、一本一本を引き離す感覚で伸ばしていきましょう。
足元の可動域を広げることで、距骨の負担は減って足元から生じる全身の問題が和らぎます。
距骨を整える方法
距骨を整える為には、足の各部をマッサージするのが一番です。
くるぶしを中心としたマッサージは、距骨に対してゆがみを解消する作用があります。
かかとを掴んでぐるぐると回す方法も、ゆがみを取り除いて整えるのに有効です。
無理に力を入れる必要はありませんし、1日に何十回と繰り返すことも不要です。
肝心なのは継続で、入浴の際に忘れず毎日続けるセルフケアが距骨を整えることになります。
指先も同様に、入浴中に引っ張って伸ばしたり、ゆがみを整えてあげると距骨の状態も改善されます。
逆説的ではありますが、距骨が良くなれば全身の調子も良好になる、これがセルフケアの真価です。
元々筋肉がついていない骨ですから、周りの筋肉を鍛えて増やし、負担を軽減することも必要とされます。
乗り物に頼りがちな場合は、歩く距離を増やして足の筋力を増やしましょう。
最初は疲労感を感じるでしょうが、ここで入浴中の距骨ケアを行うと、ゆがみが整えられて再発しにくくなります。
何もしないとゆがむ一方なので、慢性的な体調不良に悩んでいるなら、マッサージを中心としたセルフケアがベストです。
運動と並行する形で整えてあげることで、崩れていたバランスは良くなり、肩こりや頭痛に腰痛なども緩和されていきます。